折り鶴が苦手な話

中学生の頃でしたか、入院したお友達に千羽鶴を贈ろうという話になりまして、クラスみんなで鶴を折りました。
ひとり10個くらいずつ折ったかな。最後に折りあがった皆の鶴が繋げられ、できたー!きれーい!と完成品の千羽鶴が掲げられた時、机にはいくつかの鶴が仲間に入れられないまま残っていました。
あれ?残ってるよ?という指摘をうけて、千羽鶴を繋げた子が言うには「その鶴きたないんだもん」汚いというのは汚れがついているのではなく、折が悪くて見た目が悪いということです。

もしかしたら、彼女はうっかり机上に残してしまった言い訳をしただけなのかもしれませんし、本当にそんな鶴を完成品に入れたくなかったのかもしれませんが、とにかく、机の上に残された鶴はきたないから、ま、いっかということになりました。

……ねえ、それ、その鶴、私が折ったんですけど。

この話を他でした時は、私はすっかり「鶴を折れない子」扱いされてしまいました。
ちがうよ!ちゃんと折れるの!折り紙は好きなの!
でも、なんか上手に折れないんですよ。 徹夜明けに満員電車に乗ったみたいに、ヨレっとした鶴になっちゃう。なんで?!

なんかこう、端っこと端っこをきっちり合わせる、みたいな作業が根本的に苦手なんですね。
日本のデパートの店員が品物を包装紙でぴしっと包むのを見て、すごくきれいで外国人超感動!…みたいな動画がネットによくありますが、私はあの作業もへたくそです。動画に撮ったら本当に日本人ですか?ってがっかりさせちゃう。

これはきっと雑で大雑把な性格のせいだわきっとと思ったんですが、その性格の由来となってるに違いない、私に輪をかけて大雑把な私の母は案外こういうことが上手です。
脳の働きかな。なにかそういうことを制御する脳の部位が、テキトーなことになってるんじゃないですかね…って、最近は何でも脳のせいにしちゃってますが。いいんだ、おまえのせいではない、ドンマイ安子。

⎯⎯⎯⎯⎯⎯そういうわけで、今日はblenderでモデリングをしていました。
トップの画像がそれです。
何がそういうわけなのかはまた次回☆

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